米国株式市場:量的緩和策の縮小前倒し警戒が継続しNYダウ3日続落、ナスダックは4日ぶり反発

株式

2021/8/20 7:46

 19日の米国株式は、NYダウが前日比66.57ドル安の3万4894.12ドルと3日続落、ナスダック総合指数は同15.875ポイント高の1万4541.789ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億1817万株、ナスダック市場が40億1186万株だった。

 引き続き、量的緩和政策の縮小の前倒しが警戒され、売りが先行した。売り一巡後は、米7月CB(コンファレンス・ボード)景気先行指数が前月比0.9%上昇し、市場予想平均の同0.8%増を上回ったことや、自律反発狙いの買いなどで、プラスに転じる場面もみられた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、シスコ・システムズ<CSCO>やマイクロソフト<MSFT>、ネットフィリックス<NFLX>などが堅調で、指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比40円高の2万7250円だった。

提供:モーニングスター社

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