中古車関連に買い先行、トヨタの減産で連想、IDOMなど高い

株式

2021/8/20 9:14

 トヨタ自動車<7203.T>が9月の世界生産を4割減産することが分かり、中古車関連株に連想買いが向かっている。IDOM<7599.T>やグッドスピード<7676.T>などが大幅高で始まった。

 トヨタは東南アジアで新型コロナウイルの感染が拡大していることを受け、部品の調達難などから9月の自動車の世界生産を4割減らす。半導体不足も影響。国内では8月24日-9月に全14工場のほぼすべてのラインの稼働を停止すると発表した。

 新車の供給が停滞することで中古車の需給を引き締める構図があり、関連銘柄の物色意欲を高めている。

 「ガリバー」を展開する中古車買い取り首位のIDOMが前日比6.7%高の1010円まで買われたほか、グッドSが1割超上昇。ネクステージ<3186.T>やオークションのユー・エス・エス<4732.T>、アップルインターナショナル<2788.T>、カーチスホールディングス<7602.T>、二輪のバイク王&カンパニー<3377.T>も買われている。

提供:モーニングスター社

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