<米国株情報>ペロトンのランニングマシンに絡む死亡事故受け米司法省が調査に乗り出す

株式

2021/8/30 10:25

 家庭用フィットネス機器・双方向トレーニングサービス大手ペロトン・インタラクティブ<PTON>は27日、前日比8.55%安の104.34ドルと大幅に続落した。3月に発生した自社のランニングマシンに絡む死亡事故を受け、米司法省と国土安全保障省から事故関連文書の提出を命じられたことを明らかにし、嫌気された。

 同社のランニングマシン「トレッド+(プラス)」に関連して子どもが死亡しているほか、複数の事故が発生しており、4月にCPSC(米消費者製品安全委員会)が使用中止を勧告。ペロトンは5月に「トレッド+」を含むランニングマシン計12万6050台をリコール(無償回収・修理)しているが、すでに多くの訴訟が提起されている。

 26日引け後には21年6月期第4四半期(4-6月)の決算を発表し、売上高は前年同期比54%増の9億3690万ドルとなったものの、リコール関連費用の計上により、最終損益は3億1320万ドルの赤字(前年同期は8910万ドルの黒字)に転落。22年6月期第1四半期(7-9月)は売上高8億ドルと予想したが、市場予想の10億1000万ドルを下回った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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