石油関連株が急伸、メキシコ湾岸へのハリケーン接近でWTI価格が急反発

株式

2021/8/30 10:55

 石油関連株が急伸し、東証業種別株価指数で鉱業株と石油石炭製品株が上昇率の上位に顔を出している。INPEX<1605.T>が一時22円高の771円、石油資源<1662.T>が同41円高の1887円を付ける場面がみられ、出光興産<5019.T>が同53円高の2658円、ENEOS<5020.T>が同10.3円高の429.2円を付けている。

 石油施設が集中するメキシコ湾岸にハリケーンが接近し、石油企業の操業停止が伝えられ、ガソリンなどの供給減少が警戒された。現地27日のNY原油先物市場では、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が大幅に急反発した。

 午前10時53分時点の株価は、INPEXが前週末比12円高の761円、石油資源が同32円高の1878円。出光興産が同34円高の2639円、ENEOSが同6.6円高の425.5円、

提供:モーニングスター社

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