昭和電工、アミノ酸の一種で主に食品添加物として使われるグリシンの販売価格を引き上へ

株式

2021/8/31 16:19

 昭和電工<4004.T>は30日、アミノ酸の一種で主に食品添加物として使われるグリシンの販売価格を引き上げることを決定したと発表した。

 値上げ幅は1キログラムあたり50円以上とし、9月16日出荷分からの改定を目指す。同社ではグリシン事業は、原材料の価格上昇、包装材などの諸資材費用増加に加え、物流諸費用の高騰により厳しい事業環境にあり、安定生産のための設備維持や品質管理のための費用も増加しているという。同製品の原材料の安定確保・製品の安定供給を維持するため、自助努力を重ねてきたが、顧客にコスト上昇分の一部について負担を求めるとしている。

 31日の終値は、前日比36円安の2447円。

提供:モーニングスター社

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