2日の東京株式市場見通し=買い先行後は上値の重い展開か

国内市況

株式

2021/9/2 7:47

 予想レンジ:2万8300円-2万8600円(1日終値2万8451円02銭)

 2日の東京株式は買い先行後、上値の重い展開か。日経平均株価は3日続伸した動きや、現地1日の米国株式市場で、ナスダック総合指数が史上最高値を更新したことから、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、買い一巡後は、買い手がかり難や、直近3営業日で800円超の値上がりとなっていることから、短期的な過熱感が警戒され、売り買いが交錯する場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後(1日は110円39-41銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円32-36銭)と小動き。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比45円高の2万8535円だった。(高橋克己)

 2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 8月マネタリーベース、週間の対外対内証券売買契約

・10年国債入札

・IPO(新規上場)=モビルス<4370.T>、メディア総研<9242.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米7月貿易収支、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米7月製造業受注

・東方経済フォーラム(ウラジオストク)4日まで

・決算発表=ブロードコム<AVGO>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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