ウエスコHD一時急騰、21年7月期の連結業績予想の上方修正と期末一括配当予想を増額を好感

株式

2021/9/8 14:05

 ウエスコホールディングス(ウエスコHD)<6091.T>が急騰し、一時30円高の488円を付ける場面がみられた。7日引け後、21年7月期の連結業績予想の上方修正と、期末一括配当予想の増額計画を示し、好感された。

 21年7月期業績予想で、売上高を133億円から137億7400万円(前期比0.2%増)に、営業利益を7億3000万円から8億2500万円(同3.8%増)に引き上げ、一転して営業増益となる見込み。売上高は、主力事業である総合建設コンサルタント事業で、橋りょう点検などの2カ年業務や環状道路設計等の大型案件が完成したこと、および、国土強じん化を背景とした防災・減災関連業務が堅調に推移。利益面では、売上高増による利益の増加が寄与する。業績予想の上方修正を受け、期末一括配当予想は、従来の14円から16円(前期実績15円)に増額するとした。

 午後2時2分時点の株価は、前日比14円高の472円。

提供:モーニングスター社

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