オハラが急騰、21年10月期業績予想の上方修正と期末一括配当予想の増額で買い人気

株式

2021/9/13 14:30

 オハラ<5218.T>が急騰し、一時212円高の1739円を付ける場面がみられた。前週末10日引け後、21年10月期の連結業績予想の上方修正と、期末一括配当予想の増額見込みを示し、買い人気を集めた。

 21年10月期業績予想で、売上高を217億円から228億円(前期比27.6%増)に、営業損益は12億円の黒字から13億円の黒字(前期は17億2400万円の赤字)に引き上げた。光事業では、ミラーレスカメラを中心としたデジタルカメラ市場の回復で、光学機器向けレンズ材の販売が堅調に推移。エレクトロニクス事業では、半導体露光装置、FPD露光装置向けガラスの需要が堅調にあるという。

 21年10月期第3四半期(20年11月-21年7月)の決算は、売上高が170億3500万円(前年同期比26.7%増)、営業損益は9億9100万円の黒字(前年同期は14億2200万円の赤字)に転換した。

 期末一括配当予想は、従来の10円から15円(前期実績10円)に増額するとしている。

 午後2時28分時点の株価は、前週末比97円高の1624円。

提供:モーニングスター社

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