NEC、大林組および大裕と「new・windowバックホウ自律運転システム」の実証実験

株式

2021/9/14 16:21

 NEC<6701.T>は13日、大林組<1802.T>、大裕(大阪府寝屋川市)と、共同開発した「new windowバックホウ自律運転システム」を、トンネル工事現場で土砂の積み込み搬出に適用する実証実験を実施したと発表した。

 3社は19年に、センシング技術とそれらを統合管理する「ネットワークドコントロールシステム」や、同社の「適応予測制御技術」、大林組と大裕が共同で開発したメーカや機種を問わず対応が可能な汎用遠隔操縦装置「new windowサロゲート」を活用したバックホウ自律運転システムを開発した。今般、建設現場に適用するための機能を拡張のうえ、大林組が施工するトンネル現場において、複数台の異なるメーカのバックホウが、土砂ピット内に堆積した土砂を掘削しダンプトラックに積み込む一連の作業を、自律運転にて実施。また、自律運転中は、遠隔地から1人のオペレータが監視し、いつでも遠隔操縦に切り替えられる体制を整備することで、バックホウに搭乗するオペレータの省人化を実現したという。

 14日の終値は、前日比80円安の6220円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ