米国株式市場:景気敏感株を中心に下落、NYダウ反落、ナスダックは続伸

株式

2021/9/17 7:46

 16日の米国株式は、NYダウが前日比63.07ドル安の3万4751.32ドルと反落、ナスダック総合指数は同20.394ポイント高の1万5181.924ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億2860万株、ナスダック市場が35億6756万株だった。

 米週間の新規失業保険申請件数が、季節調整済みの年率換算で33万2000件となり、市場予想平均の33万件よりも悪かった。一方、米8月小売売上高は前月比0.7%増で、市場予想平均の同0.8%減に反して増加。好悪の指標が示されたが、景気敏感株を中心に下落しNYダウは反落した。反面、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アマゾン・ドットコム<AMZN>やテスラ<TSLA>、アドビ<ADBE>などが堅調で、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比135円高の3万335円だった。

提供:モーニングスター社

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