米国株式市場:金融や石油関連が物色されNYダウ4日続伸、ナスダックは続落

株式

2021/9/28 7:46

 27日の米国株式は、NYダウが前週末比71.37ドル高の3万4869.37ドルと4日続伸、ナスダック総合指数は同77.729ポイント安の1万4969.970ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9810万株、ナスダック市場が45億5919万株だった。

 米10年物国債の利回りが一時1.5%台に上昇(価格は下落)し、利ザヤの拡大による収益の改善期待から金融株が買われた。また、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が、大幅に上昇したことから、石油関連銘柄にも物色の矛先が向かい、NYダウの上昇を支えた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アップル<AAPL>やアルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>、アマゾン・ドットコム<AMZN>などが軟調だった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比25円安の3万55円だった。

提供:モーニングスター社

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