29日の東京株式市場見通し=続落後は下値模索の展開か

国内市況

株式

2021/9/29 7:47

 予想レンジ:2万9500円-2万9800円(28日終値3万183円96銭)

 29日の東京株式は続落後、下値模索の展開か。日経平均株価は直近で上値の重い展開が続いていたことや、現地28日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢のスタートとなろう。売り一巡後は、落ち着きどころを探る動きとなりそう。また、自民党総裁選の投開票が行われることから、結果を見極めたいとして、様子見気分が広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(28日は111円24-25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円00-04銭)と円安方向に振れている。28日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、ホンダ<7267.T>、任天堂<7974.T>などが、28日の東京終値に比べ安い。27日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比400円安の2万9520円だった。(高橋克己)

 29日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:00 自民党総裁選挙投開票

・IPO(新規上場)=セーフィー<4375.T>、プロジェクトカンパニー(プロジェC)<9246.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米8月中古住宅販売仮契約

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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