米国株式市場:債務上限問題が重し、NYダウ反落、ナスダックは5日続落

株式

2021/10/1 7:46

 9月30日の米国株式は、NYダウが前日比546.80ドル安の3万3843.92ドルと反落、ナスダック総合指数が同63.859ポイント安の1万4448.582ポイントと5日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億3983万株、ナスダック市場が68億9962万株だった。

 米上下両院は30日、12月初旬までのつなぎ予算を可決。政府機関の一部閉鎖が回避されることになったものの、債務上限問題では、与野党合意の見通しが立っておらず、先行き不透明感が強まり、リスク回避姿勢が高まる格好となった。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>やスリーエム(3M)<MMM>、キャタピラー<CAT>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9月30日の大阪取引所清算値比155円安の2万9305円だった。

提供:モーニングスター社

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