米国株式市場:恒大集団への警戒感や債務上限問題が重し、NYダウ・ナスダック反落

株式

2021/10/5 7:46

 4日の米国株式は反落した。NYダウが前週末比323.54ドル安の3万4002.92ドル、ナスダック総合指数が同311.212ポイント安の1万4255.485ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億125万株、ナスダック市場が52億9420万株だった。

 4日の香港株式市場で、中国・恒大集団および傘下の不動産企業の株式取引が一時停止され、同集団に対する先行き不透明感から日欧の株式が下落。米国市場も、その流れを受け売りが先行した。また、米政府の債務上限問題に対する不透明感もあり、NYダウは一時、500ドルを超える下げをみせる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアマゾン・ドットコム<AMZN>、アルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比330円安の2万7900円だった。

提供:モーニングスター社

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