日経平均は263円程度高、買い先行後は堅調ながらも上値は重いもよう=6日寄り付き

 6日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比263円程度高い2万8085円前後で推移する。午前9時7分には、同319円01銭高の2万8141円13銭を付けている。きのう5日まで大幅に7日続落していた反動や、現地5日の米国株式が反発したこともあり、買いが先行した。その後は、戻り待ちの売りが控えているとみられ、堅調ながらも上値は重いもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比435円高の2万8175円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が上昇。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も高い。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も堅調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も上げている。

 個別では、住友大阪<5232.T>、TSIHD<3608.T>、ポールHD<3657.T>、太平洋セメ<5233.T>、日電硝子<5214.T>などが上昇。半面、ラウンドワン<4680.T>、トランザク<7818.T>、東都水<8038.T>、三菱自<7211.T>、一蔵<6186.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=111円台の半ば(5日は1ドル=111円09-10銭)、1ユーロ=129円台の前半(同128円83-87銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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