イオンモールが急落し年初来安値、第2四半期決算発表をキッカケとした売りに押される

株式

2021/10/6 14:27

 イオンモール<8905.T>が急落。一時56円安の1626円を付け8月20日の年初来安値1627円を割り込んだ。5日引け後、22年2月期第2四半期(21年3-8月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し朝方は買いが先行したものの、全体相場が軟調に推移したことから、決算発表をキッカケとした売りに押されたもよう。

 第2四半期決算は、営業収益が1541億100万円(前年同期比22.3%増)、営業利益が196億8400万円(同67.4%増)だった。新型コロナウイルスの感染状況は国、エリアにより違いはあるものの、依然として収束には至らず、国内外の同社モールでは一部営業時間の短縮や臨時休業を実施した。利益面では、アセアンが減益となったものの、日本や中国で増益となり大幅な増益を確保した。

 22年2月期業績予想は、営業収益3440億円(前期比22.6%増)、営業利益590億円(同)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で44.8%。営業利益で33.4%となっている。

 午後2時26分時点の株価は、前日比30円安の1652円。

提供:モーニングスター社

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