米国株式市場:債務上限への警戒感が後退、NYダウ・ナスダック続伸

株式

2021/10/7 7:46

 6日の米国株式は続伸した。NYダウが前日比102.32ドル高の3万4416.99ドル、ナスダック総合指数が同68.081ポイント高の1万4501.911ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億8284万株、ナスダック市場が47億4177万株だった。

 米連邦政府の債務上限問題に関し、共和党上院のマコネル院内総務が、連邦政府の債務上限を一時的に停止し、12月までの支出をカバーできる範囲まで拡大することを容認すると表明。一時的にとどまるものの、政府の資金繰りに対する警戒感が後退し、見直し買いが入った。9月のADP雇用統計は、非農業部門の雇用者数が56万8000人増と、市場予想平均の43万人増を上回った。NYダウ採用銘柄では、マイクロソフト<MSFT>やプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)<PG>、セールスフォース・ドットコム<CRM>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比320円高の2万7730円だった。

提供:モーニングスター社

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