<7日の動意株>昭電工、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格引き上げ

株式

2021/10/8 8:08

 昭和電工<4004.T>は7日、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格を引き上げることを決定したと発表した。値上げ幅は1キログラム当たり6円以上で、10月15日出荷分から実施する。

 次亜塩素酸ソーダを取り巻く事業環境は、原材料価格、電力コストの上昇に加え、安全・安定生産のための設備の維持・補修費の高騰を受け、大変厳しい状況が続いている。さらには、安定供給を維持するための輸送費の上昇も収益悪化要因となっている。同社では、製造原価の低減、経費の削減や物流の効率化などコスト削減に努めてきたが、安定生産と安定供給を維持するため、顧客にコスト上昇分の一部について負担をお願いせざるを得ないとの結論に達した。

 7日の終値は、前日比46円高の2598円。

提供:モーニングスター社

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