日経平均は452円高と3日ぶり大幅反発、買い一巡後は上値が重い=7日前場

 7日前場は日経平均株価が、前営業日比452円59銭高の3万8688円66銭と3日ぶりに大幅反発、TOPIX(東証株価指数)も同7.66ポイント高の2736.19ポイントに上昇した。週明け6日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数が上伸したことを受け、朝方から買いが先行。日経平均は午前9時9分には、同627円07銭高の3万8863円14銭を付ける場面もみられた。ただ、買い一巡後は、手がかり材料に欠けるなか、戻り待ちの売りに上値が重い展開となった。東証プライム市場の出来高は8億3336万株、売買代金は2兆3868億円。騰落銘柄数は値上がりが1061銘柄、値下がりは545銘柄、変わらずは44銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。ディスコ<6146.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、楽天グループ<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も高い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も堅調。メルカリ<4385.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株もしっかり。一方、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株が安い。

 個別では、さくら<3778.T>、ラクス<3923.T>、TOWA<6315.T>、ぐるなび<2440.T>、Uアローズ<7606.T>などが上昇。半面、TOA<6809.T>、アルインコ<5933.T>、山パン<2212.T>、大阪ソーダ<4046.T>、第一三共<4568.T>などが下げた。

提供:ウエルスアドバイザー社

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