米国株式市場:方向感に欠けるなか、NYダウ、ナスダック4日ぶり反落

株式

2021/10/11 7:46

 前週末8日の米国株式は、4日ぶりに反落した。NYダウが前日比8.69ドル安の3万4746.25ドル、ナスダック総合指数が同74.479ポイント安の1万4579.537ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億1306万株、ナスダック市場が37億853万株だった。

 米9月雇用統計で非農業分野の雇用者数が、前月比19万4000人増と市場予想平均の同50万人増を下回った。一方、失業率は4.8%と市場予想平均の5.1%よりも改善。好悪の経済指標が交錯するなか、方向感に欠ける値動きとなり、下落して取引を終えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、インテル<INTC>やテスラ<TSLA>、アマゾン・ドットコム<AMZN>などが軟調で、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末8日の大阪取引所清算値比45円安の2万8075円だった。

提供:モーニングスター社

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