富士フイルム、X線動画と静止画の撮影が1台で対応可能な軽量X線透視診断装置を開発

株式

2021/10/12 16:11

 富士フイルムホールディングス<4901.T>グループの富士フイルムは11日、外科手術時にX線動画(X線透視)と静止画の撮影が1台で対応可能な軽量X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS(CALNEO CROSS)」を、富士フイルムメディカルを通じて同日から発売すると発表した。

 今回発売する「CALNEO CROSS」は、1台でX線透視とX線静止画の撮影が可能。検出部には同社のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Flow(カルネオ フロー)」を採用することで、高画質・低線量を実現した。X線透視を必要とする手術の後に、同じ装置でX線静止画の撮影が可能なため、装置を入れ替える必要がなく、ワークフローの大幅な効率化が見込めるという。

 12日の終値は、前日比82円高の8919円。

提供:モーニングスター社

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