米国株式市場:IMFの経済成長率の引き下げを受け、NYダウ、ナスダック3日続落

株式

2021/10/13 7:46

 12日の米国株式は、3日続落した。NYダウが前日比117.72ドル安の3万4378.34ドル、ナスダック総合指数が同20.275ポイント安の1万4465.925ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億8131万株、ナスダック市場が44億9393万株だった。

 IMF(国際通貨基金)は同日、10月の世界経済見通しで、21年の米国の実質経済成長率を従来予想の年7.0%から同6.0%に引き下げた。景気回復への警戒感が台頭し、景気敏感株を中心に軟調な展開が続いた。今週から米企業の決算発表が本格化することもあり、様子見姿勢も強まったようだ。NYダウ採用銘柄では、インテル<INTC>やアムジェン<AMGN>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比70円高の2万8160円だった。

提供:モーニングスター社

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