米国株式市場:中国の景気減速を警戒、NYダウ3日ぶり反落、ナスダックは4日続伸

株式

2021/10/19 7:46

 18日の米国株式は、NYダウが前週末比36.15ドル安の3万5258.61ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同124.469ポイント高の1万5021.809ポイントと4日続伸して取引を終了。ナスダック総合指数は、終値ベースで9月24日(1万5047.699ポイント)以来、約3週間ぶりに1万5000ポイントを回復した。出来高概算は、NY市場が7億7881万株、ナスダック市場が57億7103万株だった。

 中国の7-9月期実質GDP(国内総生産)が、前年同期比4.9%増にとどまり、市場予想平均同5.0%増に届かなかった。同国の景気減速の影響が警戒され、NYダウは一時、250ドルを超える下げをみせる場面もあった。売り一巡後は、下げ渋りの動きをみせた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアマゾン・ドットコム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などが高く、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比180円高の2万9090円だった。

提供:モーニングスター社

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