<米国株情報>フォード、約360億円投じ英リバプールの既存工場をEV用部品工場へ転換

株式

2021/10/19 10:19

 自動車大手フォード・モーター<F>は18日、英リバプールのヘイルウッドにある既存のトランスミッション工場を電気自動車(EV)用部品工場に転換すると発表した。英政府のオートモーティブ・トランスフォーメーション・ファンド(ATF)からも資金援助を受け、2億3000万ポンド(約360億円)を投じる。

 ヘイルウッド工場では将来、欧州で販売する完全プラグインEV用のパワーユニット(電動モーターやバッテリー、パワーエレクトロニクスなどを含む動力発生装置)を生産する。生産開始は24年半ばを予定している。現在の同工場の従業員500人の雇用は継続される。

 フォードは2月、10億ドル(約1140億円)を投じて独ケルンの自動車組み立て工場を既存の完全プラグインEV用に転換する計画を発表している。ケルン工場では23年からEVの量産化を開始する見通し。

 今回のEV用部品工場への転換をめぐっては、同社がドイツ国内に保有する工場も候補のひとつとして検討されていた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ