日経平均は153円程度高、買い先行後も堅調な値動きが続く=20日寄り付き

 20日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比153円程度高い2万9369円前後で推移する。午前9時3分には、同243円49銭高の2万9459円01銭を付けている。きの19日に堅調な動きとなっていたことや、現地19日の米国株式市場で、NYダウが反発し、ナスダック総合指数は5日続伸したこともあり、買いが先行したもよう。その後も、堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比130円高の2万9390円だった。

 業種別では、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株が上昇。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も高い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も堅調。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も上げている。

 個別では、日金属<5491.T>、ソフトクリH<3371.T>、サーバーW<4434.T>、プロシップ<3763.T>、IDOM<7599.T>などが上昇。半面、三井松島HD<1518.T>、グリムス<3150.T>、ネットマーケ<6175.T>、川重<7012.T>、大紀アルミ<5702.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=114円台の半ば(19日は1ドル=114円01-03銭)、1ユーロ=133円台の前半(同132円86-90銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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