21日の東京株式市場見通し=もみ合い商状となりそう

国内市況

株式

2021/10/21 7:47

 予想レンジ:2万9000円-2万9400円(20日終値2万9255円55銭)

 21日の東京株式は、もみ合い商状となりそう。きのう20日の日経平均株価は、朝高後、上げ幅を縮小して取引を終了した。上値の重さが警戒されるなか、21年3月期第2四半期(21年4-9月)決算発表の本格化を前に、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(20日は114円34-36銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同132円91-95銭)とやや円安方向にある。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、アドバンテス<6857.T>、キーエンス<6861.T>などが、20日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比20円高の2万9300円だった。(高橋克己)

 21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・14:00 9月スーパー売上高

・決算発表=ディスコ<6146.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米9月中古住宅販売件数、米9月CB(コンファレンスボード)景気先行指数

・トルコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=(欧州)ABB、SAP(米国)ダウ<DOW>、フリーポート・マクモラン<FCX>、インテル<INTC>、AT&T<T>、ユニオン・パシフィック<NUP>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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