「米国ネクストビジョンファンド(為替ヘッジなし)」設定日残高157億円、投資先ファンドは5ツ星継続中
2021/10/27 16:58
岡三アセットマネジメントが25日に設定した「米国ネクストビジョンファンド(為替ヘッジなし)」の設定日残高が157億円となり、今年これまでに設定された264本中第7位(限定追加型、マネープール、ETF除く)となった。同シリーズの「為替ヘッジあり」の設定日残高は12億円となった。同シリーズが投資する外国籍(ルクセンブルク籍)ファンドは中長期的に好パフォーマンスを挙げている。
同シリーズは、外国籍の「JPモルガン・ファンズ―USテクノロジー・ファンド」への投資を通じて、実質的に米国のテクノロジー関連企業の株式に投資する。外国籍ファンドの運用は、米国のJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメントが手掛ける。外国籍ファンドでは、「革新的な事業モデル」「成長が期待される巨大市場」「競争優位性」「実績のある経営陣」という4つの視点から発掘した、イノベーションにより未来を創る「ビジョナリー・カンパニー」50-70銘柄に投資する。外国籍ファンドの信託報酬を含めた実質的な信託報酬等(税込)は年率1.948%程度で、モーニングスターフィーレベルはカテゴリー「先進国株式・アクティブ」内で「平均より高い」となっている。決算は4、10月の年2回。
外国籍ファンドの21年8月末時点のポートフォリオを見ると、組入上位銘柄は『フェイスブック』(組入比率4.7%)、『アルファベット』(同4.5%)『アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)』(同4.2%)『シノプシス』(同3.2%)『テスラ』(同2.6%)。規模別組入比率は大型株(500億ドル超)63.9%、中型株(100-500億ドル)30.3%、小型株(100億ドル未満)5.8%と、大型株だけではなく中小型株にも投資することで、長期的に市場を上回るパフォーマンスを目指している。
外国籍ファンドの21年9月末時点の過去5年間のトータルリターン(年率)は33.11%で欧州モーニングスターカテゴリー「テクノロジー株」内で上位1%内、過去10年間は22.29%でカテゴリー内上位4%。モーニングスターレーティングは2017年8月以降50カ月連続で4ツ星以上、うち20年3月以降は19カ月連続で5ツ星となっている。
提供:モーニングスター社
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