米国株式市場:利益確定売りが優勢、NYダウが3日ぶり、ナスダックは12日ぶりに反落

株式

2021/11/10 7:46

 9日の米国株式は、NYダウが前日比112.24ドル安の3万6319.98ドルと3日ぶり、ナスダック総合指数が同95.814ポイント安の1万5886.543ポイントと12日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億3445万株、ナスダック市場が91億9574万株だった。

 手がかり材料に乏しいなか、利益確定売りが優勢の展開となった。米10年物国債の利回りが一時1.41%台に低下(価格は上昇)し、利ザヤの縮小が警戒され、金融株が軟調に推移したことも重し。NYダウ採用銘柄では、ビザ<V>やキャタピラー<CAT>、IBM<IBM>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比15円安の2万9285円だった。

提供:モーニングスター社

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