HCHが6日ぶり反発、ストックオプション導入で業績拡大へのモチベーション向上へ

株式

2021/12/1 10:23

 ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)<7361.T>が6日ぶり反発。一時は前日比85円高の2087円を付けた。

 11月30日大引け後、タイムカプセルストックオプションの導入に伴う第三者割当による第4回および第5回新株予約権、第6回新株予約権(業績連動型有償ストック・オプション)の発行を発表した。

 タイムカプセルストックオプションとは、有償で発行される新株予約権を受託者が保管し、一定の期日になった時点で、一定の条件を満たした対象者に交付するというインセンティブ制度。第4回の交付日は24年11月末日、第5回の交付日は26年11月末日で、そのときに調整後EBITDAの達成条件(第4回5億5000万円、第5回6億5000万円)を達成できた場合にのみ交付を行う。

 また、第6回新株予約権は新株予約権を引き受ける付与対象者に対して公正価格で有償で発行するもの。付与対象者への報酬としてではなく、対象者それぞれの投資判断に基づいて引き受けが行われる。

 第4回、第5回新株予約権の目的は、既存役職員のリテンション、長期的成長に対するモチベーション向上、優秀な人材の新規採用時のインセンティブ付与で、対象者は同社の従業員、連結子会社の取締役、執行役員、従業員を予定している。また、第6回新株予約権の目的は、同社の中・長期的な業績拡大、企業価値の増大に対するコミットメント向上で、対象者は同社の取締役、執行役員。

 一方、同時に特定の株主からの自己株式取得も発表した。筆頭株主であるリサ・パートナーズから上限10万5952株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合5.50%)を2億6488万円で取得する。取得期間は12月16日-22年3月31日。リサ・パートナーズの所有株式の割合は異動前の14.79%から異動後は9.28%になる。

 今回の自己株式の取得は主に新株予約権の行使に伴う希薄化を防ぐことを目的にしており、取得した自己株式は第4回、第5回、第6回の新株予約権の交付に充当する。新株予約権発行に伴う潜在株式数は第4回1万5413株、第5回1万7339株、第6回2万9863株で、新株予約権の交付に充てなかった、その他の自己株式の処分の方針は現時点で未定。今後、自己株式の処分の方針が決定し、開示すべき事項が発生した場合には改めて開示するとしている。

 午前10時19分時点の株価は、前日比76円高の2078円。

提供:モーニングスター社

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