2日の東京株式市場見通し=反落後は下値模索の展開か

国内市況

株式

2021/12/2 7:47

 予想レンジ:2万7300円-2万7600円(1日終値2万7935円62銭)

 2日の東京株式は反落後、下値模索の展開か。日経平均株価はきのう1日、3日ぶりに反発したものの、上値の重い動きだった。現地1日の米国株式が続落したこともあり、売り優勢のスタートとなろう。値動きの荒い展開が続いていることもあり、手控えムードが広がり、落ち着きどころを探る場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(1日は113円41-43銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同128円61-65銭)と円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には重しとなりそう。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、ファナック<6954.T>、ソフバンG<9984.T>などが1日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比760円安の2万7420円だった。(高橋克己)

2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月マネタリーベース、週間の対外対内証券売買契約

・14:00 11月消費動向調査

・10年国債入札

・IPO(新規上場)=のむら産業<7131.T>(ジャスダック)

【海外】(時間は日本時間)

・19:00 ユーロ圏10月失業率

・22:30 米週間の新規失業保険申請件数

・OPECプラス会合

・決算発表=ダラー・ゼネラル<DG>、ドキュサイン<DOCU>、マーベル・テクノロジー<MRVR>、アルタ・ビューティ<ULTA>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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