米国株式市場:オミクロン株への警戒ムードが後退、NYダウ・ナスダック続伸

株式

2021/12/8 7:46

 7日の米国株式は、続伸した。NYダウが前日比492.40ドル高の3万5719.43ドル、ナスダック総合指数が同461.763ポイント高の1万5686.916ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億1773万株、ナスダック市場が95億7220万株だった。

 グラクソスミスクライン<GSK>は7日、開発中の新型コロナ治療薬について、臨床前試験でオミクロン株への有効性を確認したと発表。前日のファウチ首席医療顧問の見解もあり、警戒ムードが後退。幅広い銘柄が買われる展開となり、NYダウは一時、590ドルを超える上昇をみせる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やインテル<INTC>、アマゾン・ドットコム<AMZN>などが上昇し、同指数の上昇をけん引した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比295円高の2万8815円だった。

提供:モーニングスター社

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