米国株式市場:「オミクロン株」への警戒感が和らぐ、NYダウ、ナスダック3日続伸

株式

2021/12/9 7:46

 8日の米国株式は、3日続伸した。NYダウが前日比35.32ドル高の3万5754.75ドル、ナスダック総合指数が同100.072ポイント高の1万5786.988ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億7732万株、ナスダック市場が52億3035万株だった。

 ファイザー<PFE>は8日、独ビオンテックと共同開発した新型コロナワクチンについて、3回目の接種により「オミクロン株」に対しても高い予防効果があるとの初期の調査結果を発表。「オミクロン株」への警戒感が和らいだ。ただ、NYダウは直近2営業日で1130ドルを超える上昇をみせていただけに、買い一巡後は利益確定売りが優勢となり、下げに転じる場面もみられた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やテスラ<TSLA>、メタ(旧フェイスブック)<FB>などが高く、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比5円安の2万8885円だった。

提供:モーニングスター社

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