米国株式市場:11月CPIは市場予想平均と一致、NYダウ・ナスダック反発

株式

2021/12/13 7:46

 前週末10日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比216.30ドル高の3万5970.99ドル、ナスダック総合指数が同113.231ポイント高の1万5630.601ポイントで取引を終了した。出来高概算は、NY市場が8億2748万株、ナスダック市場が48億8732万株。

 注目された米11月CPI(消費者物価指数)は、前年同月比6.8%上昇し約39年ぶりの高い伸びとなったものの、市場予想平均と一致した。米10年物国債の価格が小幅な値動きにとどまったこともあり、インフレ加速を警戒する動きにつながらず、買いが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、シスコ・システムズ<CSCO>やマイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の3月限円建て清算値は、前週末10日の大阪取引所清算値比180円高の2万8560円だった。

提供:モーニングスター社

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