米国株式市場:FOMCの発表を受け、NYダウ、ナスダック3日ぶり反発

株式

2021/12/16 7:46

 15日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比383.25ドル高の3万5927.43ドル、ナスダック総合指数が同327.943ポイント高の1万5565.583ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億3048万株、ナスダック市場が52億7221万株だった。

 FRB(米連邦準備制度理事会)は15日、FOMC(米連邦公開市場委員会)において、量的緩和政策の縮小を早める方針を決定。会合参加者の政策金利見通しでは、22年の利上げ予想回数が従来の1回から3回に増加した。FOMCの発表を受け、ほぼ想定内との見方や、米10年物国債の利回りが小動きで推移したこともあり、幅広い銘柄が上昇した。NYダウ採用銘柄では、シスコ・システムズ<CSCO>やユナイテッドヘルス<UNH>、アップル<AAPL>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比395円高の2万8865円だった。

提供:モーニングスター社

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