ブラスが一時ストップ高、未定だった業績予想は上期黒字転換、通期大幅増益見通しに

株式

2021/12/16 10:21

 ブラス<2424.T>が一時150円ストップ高の864円に噴き上げた。15日引け後、未定としていた22年7月期第2四半期(21年8月-22年1月)および通期の単体業績予想を発表、上期黒字転換、通期大幅増益見通しを示し、好感された。

 第2四半期業績予想は、売上高が51億6800万円(前年同期比31.7%増)、営業損益が1億7400万円の黒字(前年同期は1億7100万円の赤字)。通期業績予想では、売上高が114億2000万円(前期比22.2%増)、営業利益が7億円(同2.14倍)を見込む。第1四半期(21年8-10月)において、緊急事態宣言の影響を大きく受けいるが、現時点でワクチン接種率が80%近くまで普及し、今後も接種率は上昇していくことから、21年11月-22年1月期以降は正常化に向かうと想定している。

 同時に発表された第1四半期決算は、売上高が24億1000万円、営業利益が2400万円だった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を今期第1四半期から適用し、前年同期との比較記載はない。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ