米国株式市場:金融株が買われる一方、ハイテク株は下落、NYダウ・ナスダック反落

株式

2021/12/17 7:46

 16日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比29.79ドル安の3万5897.64ドル、ナスダック総合指数が同385.148ポイント安の1万5180.435ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億4056万株、ナスダック市場が48億8831万株だった。

 朝方は、きのう15日の堅調な地合いが継続し、買い優勢でスタートした。ただ、買い一巡後は、22年からの利上げが想定されるなか、金融株が買われる一方、ハイテク株が下落するなど、まちまちの動きとなった。12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は15.4で、市場予想平均30.0を下回ったが、影響は限られたもよう。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアマゾン・ドットコム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比255円安の2万8745円だった。

提供:モーニングスター社

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