米国株式市場:「オミクロン株」への警戒感が高まり、NYダウ、ナスダック3日続落

株式

2021/12/21 7:46

 20日の米国株式は、3日続落した。NYダウが前週末比433.28ドル安の3万4932.16ドル、ナスダック総合指数が同188.738ポイント安の1万4980.944ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億326万株、ナスダック市場が52億6855万株だった。

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的な感染拡大が警戒されるなか、景気への悪影響を懸念された。また、米与党民主党内の対立により、バイデン米大統領が推進する1兆7500億ドル(約199兆円)の大型歳出法案の成立が、不透明となったこともあり、リスク回避姿勢が強まった。NYダウは一時、700ドル近い下げをみせる場面もみられた。NYダウ採用銘柄では、トラベラーズ<TRV>やキャタピラー<CAT>、ナイキ<NKE>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比315円高の2万8215円だった。

提供:モーニングスター社

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