米国株式市場:ファイザーの新型コロナ経口治療薬に緊急使用許可、NYダウ・ナスダック続伸

株式

2021/12/23 7:46

 22日の米国株式は、続伸した。NYダウが前日比261.19ドル高の3万5753.89ドル、ナスダック総合指数が同180.805ポイント高の1万5521.892ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億1535万株、ナスダック市場が38億7999万株だった。

 米7-9月期GDP(国内総生産)確報値が年率換算で前期比2.3%増と、市場予想平均の同2.1%増を上回ったことを好感。また、FDA(米食品医薬品局)が同日、ファイザー<PFE>の新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」に緊急使用許可を出した。「オミクロン株」の世界的な感染拡大が警戒されるなか、リスク回避姿勢が後退した。NYダウ採用銘柄では、キャタピラー<CAT>やマイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比230円高の2万8670円だった。

提供:モーニングスター社

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