日経平均は105円程度高、買い先行後は上値が重いもよう=23日寄り付き

 23日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比105円程度高い2万8667円前後で推移。午前9時4分には、同151円66銭高の2万8713円87銭を付けている。きのう22日の堅調な地合いや、現地22日の米国株式が続伸したこともあり、買いが先行した。ただ、欧米投資家のクリスマス休暇入りが本格化したとみられることもあり、積極的な売買は限られ、上値は重いもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比230円高の2万8670円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株が上昇。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も堅調。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も上げている。

 個別では、MDV<3902.T>、ネットプロテ<7383.T>、アイネス<9742.T>、NESIC<1973.T>、MSコンサル<6555.T>などが上昇。半面、エーザイ<4523.T>、日水薬<4550.T>、西部ガスHD<9536.T>、ペプチドリーム<4587.T>、ERIHD<6083.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=114円台の前半(22日は1ドル=114円14-16銭)、1ユーロ=129円台の前半(同128円60-64銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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