キユーピーが急伸、21年11月期連結利益予想の上方修正と期末配当予想の増額で物色の矛先

株式

2021/12/28 12:04

 キユーピー<2809.T>が急伸し、一時98円高の2539円を付ける場面があった。27日引け後、21年11月期の連結利益予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、物色の矛先が向かった。

 21年11月期業績予想で、売上高は4100億円から4070億円(前期比23.4%減)に引き下げたものの、純利益を154億円から180億円(同5.3%増)に増額する。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の制限や、国際的な穀物相場高騰の影響で先行き不透明な状況が続いているが、営業利益の増加に加え、減損損失の計上が減少することや、投資有価証券の売却益の増加などが寄与する。期末配当予想は、従来の25円から27円(前期実績20円)に増額し、中間期配当20円(同20円)と合わせた年間配当は47円(同40円)となる見込み。

 前場終値は、前日比55円高の2496円。

提供:モーニングスター社

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