ベルクが4日ぶり反発、22年2月期第3四半期は増収増益で着地

株式

2022/1/11 16:04

 ベルク<9974.T>が4日ぶりに反発し、120円高の5640円を付けた。前週末7日引け後、22年2月期第3四半期(21年3-11月)の連結決算を発表。増収増益で着地し、好感された。

 第3四半期決算は、営業収益が2229億3500万円(前年同期比6.2%増)、営業利益が101億500万円(同9.2%増)だった。標準化された企業体制を基盤にLSP(作業割当システム)の定着化、適正な人員配置、省力器具の活用による効率的なチェーンオペレーションを推進。自社物流の強みを活かし、商品を産地やメーカーから大量一括調達することにより配送効率を高め、商品の価格強化、品質の安定化を目指したほか、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き実施し、店舗運営の効率化を進めた。

 22年2月期業績予想は、営業収益2835億9700万円(前期比0.3%減)、営業利益が113億800万円(同5.2%減)を据え置き、第3四半期決算の通期予想に対する進ちょく率は、営業収益で78.6%、営業利益で89.4%となっている。

 11日の終値は、前週末比120円高の5640円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ