(再送)明日の日本株の読み筋=注目イベントにらみで不安定な相場付きか

国内市況

株式

2022/1/11 16:37

 あす12日の東京株式市場は、注目イベントをにらみ不安定な相場付きか。現地11日には米上院銀行委員会がパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の再任承認に関する公聴会を開く。利上げ時期と量的引き締めに関するコメントに関心が集まる中、金融市場に配慮した発言内容になるとの読みもあるが、結果的に米国株式・金利動向の反応次第で日本株にも影響を与える。仮に無事通過しても、同12日には21年12月のCPI(消費者物価指数)を控え、長期金利にどう作用するかを見極めたとして、動きにくいとの見方は多い。

 一方、国内で新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が続く。政府は9日から今月末まで沖縄、山口、広島の3県にまん延防止等重点措置を適用した。今後、大都市部などの感染状況も注視し、必要があれば重点措置の適用も含め、機動的に対応する方針で、経済を抑制する要因として意識される。現時点での患者は無症状か軽症者がほとんどだが、感染が高齢者や重症化リスクのある人に広がる局面に入ると、入院や重症が増加する可能性があるとの指摘もあり、なお注視する必要があろう。

 11日の日経平均株価は大幅に3営業日続落し、2万8222円(前週末比256円安)引け。朝方は、米金融引き締めへの警戒感や、国内での新型コロナウイルスの感染拡大が重しとなり、売りが先行した。株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時390円近い下げとなった。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。市場では、「日経平均が2万8000円に近づくと押し目買いが入ってくる」(中堅証券)とし、押さば買いとの読みも出ていた。

提供:モーニングスター社

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