<米国株情報>ウォルグリーン、英国事業を早期見直しへ

株式

2022/1/13 10:26

 ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>のロザリンド・ブルーワーCEO(最高経営責任者)は11日、金融大手ジェイピー・モルガン・チェース<JPM>主催のシンポジウムで講演し、早急に英国事業部門を見直す考えを明らかにした。経済専門チャンネルCNBC(電子版)が伝えた。

 市場では英国事業の売却観測が強まっているが、ブルーワーCEOは、「戦略見直しプロセスは探索段階にある」として、売却の可能性については言及しなかった。売却のほか、分社化の道を模索する可能性もあると見られている。

 一方、英ニュース専門局のスカイニュースは11日、関係筋の話として、米プライベートエクイティ(PE)ファンドのベイン・キャピタル・プライベートエクイティと欧州PEファンド最大手CVCキャピタル・パートナーズの企業連合がウォルグリーンの英国事業の買収を検討していると伝えた。報道によれば、英国事業の入札が今春にも開かれる予定で、両ファンドは参加する方向で準備を進めている。

 現在、ウォルグリーン傘下の英アライアンス・ブーツは2200店舗超の販売網と約5万1000人の従業員数を抱えている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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