14日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、114円台前半でもみ合いか

為替

2022/1/14 8:48

ドル・円予想レンジ:1ドル=113円60銭-114円60銭

 14日の東京外国為替市場でドル・円は、114円台前半を中心にもみ合うものとみられる。

 13日米国時間は、米12月PPI(生産者物価指数)が市場予想を下回り、インフレ加速への懸念がいったん後退。米長期金利が低下し、ドル・円は一時114円を割り込んだ。

 14日東京時間では、米12月小売売上高の発表を目前に控えていることもあり、ポジションを一方向に傾ける動きは限られそう。米長期金利の低下で日米金利差縮小を意識したドル売り・円買いも出そうだが、米金利の先高観も根強く、ドル・円は114円近辺では底堅い展開になるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月国内企業物価指数、対外対内証券売買契約等の状況

米国:12月小売売上高、12月輸入物価指数、12月設備稼働率、12月鉱工業生産、1月ミシガン大学消費者マインド指数・速報値

その他:中国12月貿易収支、ユーロ圏11月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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