米国株式市場:低調な小売売上高で消費関連株が軟調、NYダウ続落、ナスダックは反発

株式

2022/1/17 7:46

 前週末14日の米国株式は、NYダウが前日比201.81ドル安の3万5911.81ドルと続落、ナスダック総合指数は同86.941ポイント高の1万4893.753ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9361万株、ナスダック市場が43億1125万株だった。

 米12月の小売売上高は前月比1.9%減となり、市場予想平均の同変わらずを下回った。低調な小売売上高を受け、消費関連株が軟調となった。また、JPモルガン<JPM>が発表した21年10-12月決算で、純利益が2ケタの減益となったことから、同社株をはじめ、金融株が売られた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、マイクロソフト<MSFT>やテスラ<TSLA>、メタ(旧フェイスブック)<FB>などが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末14日の大阪取引所清算値比110円高の2万8300円だった。

提供:モーニングスター社

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