日経平均は101円程度高、買い先行後は上値が重いもよう=18日寄り付き

 18日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比101円程度高い2万8434円前後で推移。午前9時12分には、同167円65銭高の2万8501円17銭を付けている。きのう17日の堅調な地合いが継続し、買い優勢で取引を開始。その後は、戻り待ちの売りも控えているもようで、やや上値が重いもよう。現地17日の米国株式市場は、キング牧師生誕日の祝日で休場。欧州主要市場の株価は上昇している。大阪取引所ナイトセッションでは、17日の清算値比60円高の2万8400円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が上昇。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も堅調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も上げている。

 個別では、リソー教育<4714.T>、ラウンドワン<4680.T>、学情<2301.T>、ビューティガレージ<3180.T>、ドリームI<4310.T>などが上昇。半面、システムソフ<7527.T>、愛三工<7283.T>、エストラスト<3280.T>、東製鉄<5423.T>、ミクニ<7247.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=114円台の半ば(17日は1ドル=114円40-41銭)、1ユーロ=130円の半ば(同130円69-73銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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