米国株式市場:米10年物国債の利回り上昇、NYダウ3日続落、ナスダックは反落

株式

2022/1/19 7:46

 18日の米国株式は、NYダウが前週末比543.34ドル安の3万5368.47ドルと3日続落、ナスダック総合指数が同386.856ポイント安の1万4506.897ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億4280万株、ナスダック市場が48億6373万株だった。

 NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が続急伸し、インフレ懸念が台頭した。FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ前倒しが警戒され、米10年物国債の利回りが一時1.87%に上昇(価格は下落)。相対的な割高感から高PERのハイテク株が売られた。NYダウ採用銘柄では、10-12月決算が減益となったゴールドマン・サックス<GS>のほか、JPモルガン<JPM>やシスコシステムズ<CSCO>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比245円安の2万8005円だった。

提供:モーニングスター社

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