明日の日本株の読み筋=不安定な相場付きか、米金利動向にらみ続く

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株式

2022/1/19 16:23

 あす20日の東京株式市場は、不安定な相場付きか。引き続き米長期金利の動向が注視されるなか、いったん金利が落ち着くようであれば、買い戻しにつながる可能性がある。もっとも、現地25-26日開催のFOMC(米連邦公開市場員会)までは神経質となり、地合いによっては仕掛け売りが出やすい面もある。

 19日の日経平均株価は大幅続落し、2万7467円(前日比790円安)引けとなった。米長期金利の上昇を背景に18日の米国株式市場で主要3指数が下落した流れを受け、売り優勢となった。時間外取引での米株価指数先物が下げ幅を拡大するとともに、一段安の展開となり、一時940円超下落する場面もあった。市場では、「三角もち合い下放れの格好となり、ボックス下限の2万7000円近辺も意識される」(中堅証券)、「テクニカル的に一定線を超えるとさらに売りが出てくる可能性があり、ボトムを見極める必要がある」(外資系証券)などの声が聞かれた。

提供:モーニングスター社

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