ヒトコムHD、モーニングスターは「ワクチン接種3回目で関連事業上ブレ」と指摘

株式

2022/1/21 9:17

 ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が小幅安。モーニングスターは21日付レポートで、22年8月期会社計画のコロナウイルス感染拡大対策関連業務は73億円(前期比5.4%減)だが、第1四半期時点で45億円と通期計画の61.8%を計上しており、3回目ワクチンの関連事業増加が見込まれ、同セグメントの上ブレ確度は高いと指摘。競合他社との比較では、株価指標面で依然として割安に放置されているとし、想定株価レンジを2700-3200円、投資判断は「オーバーウエート」(強気)を継続している。

 同レポートでは、3回目のワクチン接種、治療薬の普及などで早晩、コロナ騒動は終結するとの見方もあるが、そうなった場合でも、経済活動の正常化を背景に足元で抑制されている販売系営業支援やツーリズム・スポーツの回復が想定され、多様な事業ポートフォリオが同社の安定的な成長を支えるという見方は変わらないとしている。

 午前9時17分時点の株価は、前日比15円安の2143円。

提供:モーニングスター社

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