7日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2022/2/7 7:47

 予想レンジ:2万7100円-2万7600円(4日終値2万7439円99銭)

 7日の東京株式は、軟調な展開か。前週末の日経平均株価は、アマゾン・ドットコム<AMZN>の好決算を織り込む格好で反発していただけに、戻り待ちの売りが先行しそうだ。手がかり材料に乏しいものの、好決算銘柄への物色が継続されるとみられ「森(全体)よりも木(個別)」の選別物色が中心になりそう。また、春節の休暇明けとなる中国・上海総合指数の値動きに関心が向かう場面も想定される。

 為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(前週末4日は115円10-11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の前半(同131円99銭-132円03銭)とやや円安方向に振れている。前週末4日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、東芝<6502.T>、ローム<6963.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、同4日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比120円安の2万7290円だった。(高橋克己)

7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 12月景気動向指数

・自衛隊によるワクチン大規模接種(3回目)が大阪で開始

・決算発表=JMDC<4483.T>、ダイキン<6367.T>、三菱重工<7011.T>、SUBARU<7270.T>、オリックス<8591.T>、NTT<9432.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国2月財新サービス業PMI

・決算発表=タイソン・フーズ<TSN>、アムジェン<AMGN>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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